元KAT-TUNのメンバーで現在ソロ活動を行っているアーティスト、赤西仁さん。
日本だけでなく”JIN AKANISHI”名義で海外においても活躍しており、国内外において根強いファンが多く存在する大人気シンガーです。
そんな赤西仁さんですが、ホイッスルボイスが凄すぎると話題になっているようです。
今回は赤西仁さんの「きになる」ホイッスルボイスについてリサーチしていきます。
赤西仁のホイッスルボイスが話題に
ネット上やファンの間で、赤西仁さんの歌唱力の凄さが話題になっています。
まず、Yahoo!JAPANのトップにて赤西仁さんで検索すると『ホイッスルボイス』という言葉が出てきます。
ホイッスルボイスとは、MISIAさんやマライヤ・キャリーさんなどが駆使するまさにホイッスルのような超高音域の声のことを指します。
そんな声を男性である赤西さんが本当に出せるとなるとかなり驚きですよね。
X(旧Twitter)において、赤西さんがホイッスルボイスらしき声を出しているシーンを取り上げている方がいらっしゃいました。
当時これを見たわたしは唖然としたし目ん玉飛び出た。ホイッスルボイスというらしいけどこのキー出せる人ほとんどおらんらしいな。恐るべし赤西仁ですほんと。
これは凄いですね!
たしかに女性顔負けの高音をはっきりかつ美しく出していることが確認できます。
男性とは思えないほどの高音を美しく軽やかに出している様に驚きを隠せません…!こんな超絶テクニックを持ち合わせていたんですね。
赤西仁の最高音域は?
女性顔負けの超高音の歌声を持つ赤西仁さんですが、上で取りあげた高音はどれくらいの音域なのでしょうか?
結論から申し上げると、赤西仁さんが出していた超高音の高さは『hihiD#』。
分かりやすく言い換えるならば『女性でも高く感じるレ♯の音』であり、X JAPAN『紅』の最高音の1オクターブ上と考えるといかにその高さが凄いことかが分かるのではないでしょうか?
アルファベットは音階の表記であり、“ドレミファソラシド”をアルファベットに替えると“C D E F G A B C”となります。
加えて日本人の平均的な音域は、男性だとlowG(低いソ)~midG(中間のソ)、女性だとmidG(中間のソ)からhiC(高いド)とであるとされ、「hihi」は更にその上の音階を指しています。
そのことを踏まえたうえで、高音が目立つJ-POP楽曲の最高音と比較してみましょう。
・粉雪/レミオロメン 『midA』
・紅/X JAPAN 『hiD#』
・Everything/MISIA 『hiF』
・新時代/Ado 『hiG』
・僕のこと/Mrs.GREENAPPLE 『hiG#』
・GOLD/KAT-TUN(赤西仁パート)『hihiD#』
群を抜いた高さですね!
MISIAさんなどの女性歌手の音域をゆうに超え、高音歌唱で有名なバンドMrs.GREEN APPLEの特段高い音がある楽曲ですらも 『hiG#』止まり。
そもそも『hihi』の音域まで達するJ-POP楽曲がほとんど存在していないこともあり、まさに国内負け無しの規格外な超高音域であると断言して良いでしょう。
この異次元の高音を女性ではなく男性が出しているなんてとんでもないですよね…凄すぎます!
赤西仁の高音はホイッスルボイスではない?
ハイレベルな高音歌唱法をもちあわせている赤西仁さん。
SNS上ではそんな赤西さんの歌声をホイッスルボイスと称していましたが、Yahoo知恵袋の回答欄にてこんな投稿が見られました。
Yahoo!知恵袋引用元 :
いったいなぜこのような意見が挙がっているのでしょうか?
ここで、そもそものホイッスルボイスの定義を明確にしていきます。
ホイッスルボイスは、裏声のさらに上にある声区です。 人間が出せる声の中で一番高い音で、笛のような音色がする事からその名がついております。 ホイッスルボイスを使う歌手としては、Georgia Brown、Mariah Carey、Adam Lopezなどが有名です。 歌ではあまり使われません。
引用元: れみぼいす
この定義に基づくのであれば、本来のホイッスルボイスは歌の中で音階として使うというより、場を盛り上げるため超高音を喉から鳴らす“楽器や効果音に近いテクニック”であるといえそうです。
そう考えると赤西さんの例のパートは、たしかに超高音ではあるものの意図的にしっかりと音階を当てているように聞こえます。
むやみやたらに出るだけの高音を盛り上げのために出している訳ではないと考えると、ホイッスルボイス以外の歌唱法といえそうですね。
真の歌唱法の名前は?
ホイッスルボイスとは少し異なる歌唱法であることが判明した赤西さん。
それでは赤西さんの真の歌唱法はいったい何なのでしょうか?
結論から申し上げると、その正体はスーパーヘッドボイスであると思われます。
ヘッドボイスは別名ミックスボイスとも呼ばれ、言い換えるならば『はっきりとした、強く声量のある裏声』といったところでしょうか。
ここで一度、裏声・ホイッスルボイス・ヘッドボイスの違いを整理していきます。
・裏声
声帯の”上皮”という部分を震わせて高い声を出す(狙った音程を出す)
・ホイッスルボイス
声帯の隙間から息を抜けさせ、超高音の笛のような音を鳴らす(歌では基本使わず音程はないに等しい)
・ヘッドボイス
裏声の一種で、ファルセットのようなやわらかい声ではなく高音でもはっきりと輪郭がある声を出す(狙った音程を出す)
ざっくりまとめると、裏声の力強いバージョンがヘッドボイス、高音の効果音ポジションがホイッスルボイス といった形でしょうか。
ヘッドボイスが特段高い音域まで出せる状態になると、『スーパーヘッドボイス』と呼ばれるようになります。
規格外の高い音域を自在に操ることができる赤西さんならではのテクニックといえそうですね…!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回赤西仁さんの歌声についてリサーチした結果をまとめると以下のようになります。
・検索エンジンやSNSにおいて赤西仁のホイッスルボイスが凄いと話題に
・話題になっている歌唱シーンは楽曲『GOLD』Live Versionのソロ歌唱パート
・そのパートにおける音階の高さは『hihiD#』(高いレ#)
・hihiD#は男女問わず日本国内の楽曲の最高音と比べても群を抜いた音の高さ
・ホイッスルボイスの定義は超高音の効果音といったニュアンスが強く、しっかり音を当てている赤西仁の歌唱法とは少し異なる
・力強くかつ輪郭のはっきりした高音(スーパーヘッドボイス)である可能性が高い
世界的に見ても有数のテクニックを持っていた赤西仁さん、日本のみならず海外においてもファンを湧かせこれまで渡り歩いてきた理由が非常によく分かる結果といえるのではないでしょうか。
近々亀梨さんとのコラボの噂も挙がっている赤西さん。令和の『仁亀』共演時にホイッスルボイス改め生のスーパーヘッドボイスを拝める日が来るかもしれませんね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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