「うっせぇわ」で一躍有名となった女性歌い手シンガーAdoさん!
Apple Musicで世界1位を獲得したり2024年4月には国立競技場でのライブが決定するなど、いまや日本を代表するアーティストです。
そんなAdoさんのとある楽曲が様々な曲に似ていると話題になっています。
今回は「きになる」Adoさんの楽曲およびパクリ疑惑について検証していきます!
Adoの『唱』とは?
Adoさんの『唱』は2023年9月6日にYouTubeにて公開された楽曲で、USJの人気ハロウィンイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト2023」のテーマソングとしても起用されています。
作曲・編曲は『踊』を手掛けたGiga & TeddyLoidさん、作詞は『ウタカタララバイ』を手掛けたTOPHAMHAT-KYO(FAKE TYPE.)さんという、これまでのAdoさんのヒットナンバーを手掛けた方同士のコラボ作品となっています。
かなり際立ったメロディと音使いでまさにギラギラのダンスチューンナンバーともいえる『唱』は軒並み再生数が上昇し、投稿からわずか2週間足らずで1,000万回再生に迫る勢いとなっています。
勢いに乗っているAdoさんに相応しい、かなり力の入った作品といえますね!
Ado『唱』がウルトラソウルに似ている?
ネット上にてAdoさんの楽曲『唱』がB’zの『ultra soul』と酷似していると話題になっています。
かなり多くの人が同じ声をあげているようですね!
どうやら『唱』の冒頭やサビなどで多く使われている『Ready for my show』というフレーズがB’zの『ultra soul』にそっくりだというのです。
おそらく『ultra soul』を知っている人であれば『唱』の冒頭3秒でその意味に気付くことでしょう。
私も正直初めて聞いたときに『ん?』と思いました…!
なぜ似ているように感じるのか
『ultra soul』はB’zの代表曲ということもあり、多くの人が『唱』のフレーズにデジャブ感を抱いているようです。
それではなぜ似ているように感じるのでしょうか?
まず言えることとしては両曲のフレーズの音数と歌唱法の一致です。
2曲のフレーズとも徐々に音階が上がる構成となっており、かつ声を張り上げシャウトするような歌い方になっています。
『Ready・for・my・show』
『 ウル ・ ト・ ラ ・ソウル』
また締めの「show!」と「soul!」も同じ母音(お行)であることから、聞こえる印象も合致するといえます。
また音程の動きも似ているといえ、両曲のキーを合わせた場合最後の音が「ミ」で収まる点も一致します。
この点にいち早く気付き、両曲のキーを合わせてマッシュアップ風にして検証した方も。
違和感なさすぎて元からそういう曲みたいになってますね…!
Ado『唱』に似ている曲が多数
またAdoさんの『唱』 は、B’zの『ultra soul』以外にもさまざまな作品に似ているとの声が挙がっています。
tiktokバズり曲のパクリ?
2022年にTikTokにて流行した曲『Earth Defense Force』に似ていると指摘する方がいました。
この方は実際に「ultra soul」のフレーズと共に音源をはめ込み、その似通いっぷりを検証しています。
確かに『唱』のサビ終わりのトランペットのような音色のフレーズが『Earth Defense Force』と似ているような気はしますね。
「ぼかろころしあむ」のパクリ?
確かにサビの早口でまくしたてるような部分と、『唱』の2番以降のラップ部分のフレーズとメロディが一部分似通っているようにも聞こえます。
MVが「ポップン」のパクリ?
また、『唱』のミュージックビデオのイラストに関してもパクリなのではないかという指摘が。
『唱』のMVイラストを担当しているのは、イラストレーターのヤスタツさん。
ポップで丸みを帯びたキャラクターがカクカクとダンスをするMVですが、確かにキャラのデザインや動きは音楽ゲーム「pop’n music(ポップンミュージック)」の演出と何処となく似ているような気はします。
ちなみにpop’n music のイラストはeimyさん・とっきーさん・ちっひさん・shioさんなど複数で担当しています。
ヤスタツさんがポップンキャラの絵柄やタッチのテイストを多少取り入れている可能性もありますが、これは偶然の一致レベルに留まっているようにも感じます。
Ado『唱』はパクリなのか?
これまでAdoさんの『唱』が他の楽曲や作品に似通っている点について触れてきましたが、実際『唱』はパクリなのでしょうか?
結論からいうと、似ている部分はほんのワンフレーズであることに加えその部分も偶然による一致の範囲といえ、パクリである可能性はかなり低いように思います。
ご存知の通りこの世の中には星の数ほどの曲が存在しており、2022年には音楽配信サービス「Apple Music」の配信曲数が全世界で1億曲を超えたことも発表されるほど。
これだけの曲が存在している限り、全く存在しないフレーズを作ることは限りなく困難であり、仮に新しい旋律を作れたとしてもそのメロディやフレーズが聞き手の耳に心地よく聞こえなければ意味がありません。
今後新たに作られるすべての曲は既存の何かしらの曲に必ず似通ってしまう、まさに音楽の飽和状態といっても過言ではないでしょう。
むしろ『唱』に関しては、他の曲か楽曲に似ていることを分かった上で楽しんでいるファンの声も見られました。
多少似ているフレーズがあったとしても、曲全体の雰囲気やAdoさん歌唱力は唯一無二!十分に差別化できているように感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回Adoさんの『唱』についてリサーチした結果をまとめると以下のようになります。
・Adoの『唱』の一部がB’zの『ultra soul』に酷似していると話題に
・話題になりすぎて両曲の比較動画なども作られる事態に
・その他にもボカロ曲やTikTokバズり曲などに似ているとの声も挙がる
・似ているのはあくまでワンフレーズや短い箇所のみであり、『パクリ』であるとは現状言い難い
音楽が星の数ほど溢れ出ている現代において何かしらの曲とフレーズが被ってしまうことは致し方ないこと。
何よりリリース直後にも関わらずここまで大きく様々な話題があがっている時点で、『唱』はまさにバズり確定の領域に入ったといって間違いないといえるでしょう。
今後もAdoさんの代表曲のひとつで長い間愛される楽曲になるのは確実!『唱』旋風はいつまで吹き続けるのか楽しみですね
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (2件)
これ、サビでなければともかく、サビのところってのが致命的。
初めて聞いたときに、
まさかパクらないだろうからオマージュかって思ったくらいの酷似ぶりですから。
逆にここまで騒がれないことの方が吃驚ですよ。