2023年11月から東京・大阪にて公演される「舞台『鬼滅の刃』其ノ肆 遊郭潜入」において、上限の鬼・堕姫役に舞台女優の佐竹莉奈さんが抜擢されました!
大人気アニメ「鬼滅の刃」の実写版としても名高い舞台版・鬼滅の刃(通称:キメステ)の新たな配役に、大きな注目が集まっています。
今回はそんなキメステにて堕姫役を演じる佐竹莉奈さんについてリサーチしていきます!
佐竹莉奈のプロフィール
さて、今回キメステにて堕姫役に抜擢された佐竹莉奈さんとはどんな人物なのでしょうか?
まずはプロフィールから確認していきましょう。
佐竹莉奈さんは別名義を見ると分かるように、アメリカ人(ウィスコンシン州)の父と日本人の母の間に生まれた生粋のハーフ。
小学2年生(8歳)の時に1年間のアメリカ留学をした際に発表会のお芝居を通して演技の楽しさに目覚めたといい、帰国後に地元北海道の劇団に所属したのが女優人生のスタートでした。
また身長も172cmと女性にしてはかなり高く、17歳の時には「アジアスーパーモデルコンテスト2010」の日本代表として選出されるほどのスタイルの良さを持ち合わせています。
出演舞台・作品
佐竹莉奈さんの舞台女優デビューは2011年18歳のとき。
小池修一郎氏演出のミュージカル「ロミオ&ジュリエット」のヒロイン・ジュリエット役のオーディションに見事合格してから、数多くの舞台に出演していきました。
2011年(18歳)「ロミオ&ジュリエット」ジュリエット役
2012年(19歳)「リトルショップ・オブ・ホラーズ」 オードリー役
「星めぐりのうた」 カオル役
2013年(20歳)「ロミオ&ジュリエット」(再演) ジュリエット役
2014年(21歳)「ザ・ビューティフル・ゲーム」 クリスティン・ワーナー役
「オーシャンズ11」ポーラ役
「虹のプレリュード」コンスタンティア役
2015年(22歳)「ダイナリィ」安倍マリア役
2017年(24歳)「パレード」メアリー・フェイガン役
2018年(25歳)「ピーターパン」タイガー・リリー役
「命売ります」 岸るり子役
2019年(26歳)「怪人と探偵」花崎マユミ役
2020年(27歳)「RENT」 モーリーン役
2021年(28歳)「BARIUM」ジェニー・リンド役
「JAMIE」 ベッカ役
「ロッキー・ホラー・ショー」 マジェンタ役
2022年(29歳)「フラワー・ドラム・ソング」リンダ・ロウ役
このように2022年時点で主なものだけでも20作品近い舞台・ミュージカルに出演している大ベテランともいえます。
凄い出演数…!まさに舞台女優のプロフェッショナルといえるでしょう
また、2015年から2年間TBS「王様のブランチ」にてリポーターを担当したり、2019年にはNBAバレエ団「リトルマーメイド」にて歌声の吹き替えを担当するなど様々なジャンルにて幅広く活躍しています。
佐竹莉奈は改名を何度もしている?
また佐竹莉奈さんは、これまでに何度も改名を繰り返していることが分かっています。
・2009年(16歳) RINA
・2011年(18歳)〜2022年(29歳) フランク莉奈
・2015年(22歳)~2017年(24歳) 莉奈
・2022年7月〜 佐竹莉奈
モデル時代は『RINA』、舞台活動時は『フランク莉奈』、リポーターの仕事を勤めていた間は『莉奈』…
現在の『佐竹莉奈」での活動は2022年7月からであり、所属事務所をホリプロからBUNNY LAKE STUDIOへと移転させた際に改名しています。
というように、メインの仕事によって名前を変えてきた傾向があるようですね。
佐竹さんが何度も改名をした明確な理由は現在明かされていませんが、事務所の方針かもしくは新しい環境において自身を奮起させるため などが考えられます。
改名を知らなかったという声が多数
過去に何度も改名をしている佐竹莉奈さん。
主に舞台を中心に活躍をしてきたため、今回のキメステにて配役が発表された際に『誰だか分からなかった』という声が多数あがっていました。
佐竹さんはミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ではジュリエット役が評価され話題になったため、世間には「フランク莉奈」が最も名が通っていることが考えられます。
本人も改名の際に大々的な発表などを行っていないため、「佐竹莉奈=フランク莉奈」ということに気づかなかった人が多く見られていました。
佐竹莉奈が「堕姫」に抜擢された理由
それでは今回キメステにて佐竹莉奈さんはなぜ堕姫役に抜擢されたのでしょうか?
2023年9月段階ではメインビジュアルのみ公開されており役選出のバックボーンは明かされていないため、今回佐竹さんが堕姫役に選ばれた理由を独自に考察していきます。
スタイルの良さ
まずは佐竹莉奈さんのスタイルの良さです。
鬼滅の刃に登場するキャラの中でも、堕姫はかなりのスタイルの良さが目立つビジュアルをしています。
先ほどもご紹介したように佐竹莉奈さんはかつてRINAとしてモデル業をしていたこともあり、そのプロポーションはかなりのもの。
また鬼滅の刃ファン考察サイトなどでは堕姫の身長は約173cmといわれており、なんと佐竹莉奈さんとほぼ同身長であることが判明しています。
身長まで同じなのは凄い…!堕姫と瓜二つなスタイルを持つ佐竹莉奈さんこそまさに適任といえそうですね!
色白・透明感
また佐竹莉奈さんはアメリカ人の父と日本人の母のハーフであることをご紹介しましたが、純日本人では持ちえない整った顔立ちとオーラを醸し出しています。
また鬼滅の刃の堕姫も、貧しく荒れた環境の中で生まれた「奇跡の美少女」で鬼になってからも人間に混じり妖艶な花魁に扮するなど、敵の立場でありながら異色で魅力的なオーラを放つキャラクター。
更に堕姫は原作においてもかなり肌が白く描かれていることから、一部の間で極度な色白(アルビノ)ではないかという説もあります。
佐武さんもアルビノとまではいきませんがかなりの美肌かつ色日であるといえ、先ほどの「スタイルの良さ」に加えて「並外れた美貌」「オーラ」「色白」の要素を全て満たしているといえるのではないでしょうか。
抜群の演技力と歌唱力
これまで容姿の共通点について触れてきましたが、ここまで挙げてきた条件を満たす女性は他にも存在するはずです。
しかしここで大きな差別点として、佐竹莉奈さんは抜群の歌唱力があります。
2011年の「ロミオとジュリエット」の初舞台以降、幾多の舞台にて経験を重ねてきた佐竹莉奈さんの歌唱力に対してファンからも大きな期待の声が寄せられています。
ミュージカルといえば歌はつきものですよね…!「堕姫」に見合うルックスに加えて抜群の歌唱力が重なりあったら向かうところ敵なしですね!
佐竹莉奈の演技にかける想い
8歳のときから約20年以上女優生活を続けてきた佐竹莉奈さん。
そんな佐竹さんの演技にかける思いはいったいどのようなものなのでしょうか?
2020年のインタビューにて、演技に対しての熱いこだわりをつづっていました。
A Stage 2020/9/8号引用元:
「堕姫」をどのように演じる?
過去のインタビューにて「役の目的」を重要視すると語っていた佐竹莉奈さん。
佐竹さんはそのうえで「堕姫」をどのように演じていくのでしょうか?
堕姫は鬼でありながらも遊郭に人間に扮して遊女を演じながら人間を騙し喰らい続けるという強烈ともいえる敵キャラクターであり、加えて「鬼滅の刃」に登場する鬼たちは元人間かつ悲しい過去を持ち合わせていることが多いという特徴があります。
堕姫も人間時代は貧しい環境に産まれ生活のために幼いときから遊郭で働いていましたが、兄の悪口を言った客の目をかんざしで突き刺した罰で生きたまま焼かれ残酷な死を迎えるという壮絶な過去を抱えています。
堕姫は自身の無念や恨みの感情が鬼になっても根強く残っており、人間への復讐の念が強く溢れているキャラクターといえるでしょう。
また、原作第80話「価値」にて堕姫の印象的なセリフが登場します。
鬼は老いない
食うために金も必要ない
病気にならない 死なない
何も失わない
そして美しく強い鬼は何をしてもいいのよ
こちらは「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎と対峙する時に堕姫が力強く放つセリフですが、これこそが「堕姫という役の目的(思い)」といえるのではないでしょうか。
佐竹莉奈さんはこの「堕姫の目的」を重要視することは間違いなく、深く感情移入をしたうえで「憎悪に満ち溢れた恐ろしき鬼」の役を見事に演じてくれることでしょう。
佐竹さん版の堕姫が上記のセリフをどのように放つのか…!期待で胸が膨らみます!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回佐竹莉奈さんについてリサーチした結果をまとめると以下のようになります。
・アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ
・8歳から女優を始めたベテランでありモデル・リポーターなどの経験もある
・改名を3回行っており、舞台上で長年名乗っていた「フランク莉奈」=「佐竹莉奈」であることを知らない人多数
・堕姫に選ばれた理由は「堕姫同等のスタイル」「色白」「歌唱力」の3点と考察
・演技で最も大切にしていることは「役の目的を忘れないこと」
物語の中でも重要かつ強大な敵である、上限の鬼・堕姫を演じることとなった佐竹莉奈さん。
これまで佐竹さんファンの間で最も有名な役といえる「ジュリエット」からほぼ真逆ともいえる凶悪なキャラクターを演じるともいえ、佐竹さんの演技力の幅に期待が掛かりますね。
いまから上演が本当に待ち遠しいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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