タレントであるりゅうちぇる(ryuchell)さんが2023年7月12日午後5時半頃に死亡が確認され、翌日に妻であるぺこ(peco)さんから声明が発表されました。
今回はその内容に触れつつ、ぺこさんやりゅうちぇるさんの思いについて解説していきます。
ぺこが声明文を発表
2023年7月13日、りゅうちぇるさんが死去した翌日にぺこさんがTwitterとInstagramにて声明を投稿しました。
引用元 : pecoさんTwitterアカウント(@pecotecooo)より抜粋皆様に、たくさんのご心配をおかけしております。
7月12日、りゅうちぇるが亡くなりました。
このようなことを皆様にお伝えしなければいけないこと、未だに信じられません。
息子に、息子がだいすきなダダのことを伝えるのは、今日まで生きてきた中でいちばん辛い瞬間でした。
りゅうちぇると出会い、結婚し、わたしたちの最愛の息子が生まれてきてくれて、そして去年、新しい家族のかたちで進んでいくことを皆様にお伝えさせていただいて。
りゅうちぇると出会ってから今日まで、その時その時のかたちで、この先一生かけても足りないくらいのたくさんの愛をもらいました。去年、わたしに勇気を出して、自分の抱えていたものを打ち明けてくれたこと。
そしてそれを、わたしには計り知れないくらいの不安や葛藤とももに、皆様にも打ち明けたこと。
たくさんぶつかりもしたけれど、いっしょに息子のことを第一に考えて、同じ方向を向いてくれたこと。
そして、思い悩み苦しんでいたときも、息子のこれからをいつだって考えてくれたこと。
わたしは今も、そして息子が大きくなったときも、胸を張って「あなたをいちばん愛している最高のダダだよ」と息子に伝え続けます。(以下略)
Twitterでは文章のみでしたが、Instagramには最後に家族3人で見たと思われる虹の写真と共に投稿されていました。
この声明は途端に多くの反響を呼んでおり、ぺこさんへ向けて労りや激励のコメントが今もなお溢れ続けています。
りゅうちぇるさんが亡くなった翌日にここまで気丈な声明を発するぺこさんに、本当に胸を強く打たれました。
ぺこの声明内に記された『ダダ』
この声明を読んでいた方のなかで、気になる単語がありました。
それは『ダダ』という言葉。
唐突に現れた聞き慣れない言葉に、驚いた人もいるのではないでしょうか?
私も読んでいて『ダダ』という言葉が出てきたとき、一瞬「なんのこと?」となったのを覚えています。
『ダダ』とはりゅうちぇるのこと
結論から申し上げると、文脈からして『ダダ』とは亡くなったりゅうちぇるさんのことを指していることが理解できます。
しかしなぜりゅうちぇるさんのことを『ダダ』と呼んでいるのでしょうか?
そこにはぺこさんとりゅうちぇるさんの、息子さんに対する大きな優しさが込められていました。
『ダダ』は息子のために作られた
なぜりゅうちぇるさんのことを『ダダ』と呼んでいるかの理由について、2019年6月にぺこさんが自身のブログにてつづっていました。
それに、ママ まんま わんわん とかってちゃんと意味をわかって言えたり(パパ は難しいみたいで、だーだーだーとかって よく言うから ダダ で教え中)わんちゃんのぬいぐるみとか、外で本物のわんちゃんに会ったとき、わんちゃんを指差して「わんわん!」って言うのなんてたまらないし すごいなぁって感激しちゃう
引用元 : ぺこぺこオフィシャルブログ「COTTON CANDY?」2019.6.13
愛息であるリンクくんが生後11ヶ月のときに投稿されたこのブログにて、はじめて『ダダ』という言葉が使われています。
言葉を話し始めたリンクくんが言いやすいように、口ぐせを参考にして「パパ=ダダ」で教えたことがきっかけだったんですね。
ぺこも息子も『ダダ』呼びが愛称に
その後、息子リンクくんの『ダダ』呼びが次第に定着していきます。
・ここ最近、お風呂入るときも「ダダ!ママバイバイ〜」って言われたり、手洗うときも「ダダいい!」って言われたり、パパっ子になっている息子
引用元 : ぺこさんInstagram アカウント2020.6.7投稿
・りゅうちぇるがお仕事でいないときも「ダダは?」とめちゃくちゃ聞かれる!笑
・わかるわかる、ダダおもしろいもんねいてほしいよね。笑
・父子の絆が一気にめちゃくちゃ深まった気がする最近、わたしはとてもうれしいよ〜
りゅうちぇるさんと息子のリンクくんが仲良くしているのを見て心から喜んでいるのがわかるぺこさん。本当にお2人のことを愛していたことがよく分かる投稿といえますね。
そして2022年9月、既にりゅうちぇるさんと法的な夫婦関係を解消していたぺこさんでしたが、依然家族での生活の様子をインスタグラムのストーリーにて投稿していました。
当時、息子のリンク君はすでに4歳を迎えています。
投稿文にもあるように、もうリンク君は立派に言葉を喋れるようになっているのにも関わらず父であるりゅうちぇるさんのことを『ダダ』と呼び続けていることが分かりますね。
本来幼少時に言葉をうまく話せないリンク君が言いやすいように考えられたはずの『ダダ』呼びですが、リンク君が大きくなって普通にしゃべれるようになっても使われ続けるほどに定着していたといえます。
この頃にはもはや『ダダ』=『りゅうちぇるさんの愛称』へと変貌していたといっても過言ではないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のリサーチついてまとめると以下の通りとなります。
・『ダダ』の意味は、家族間における「りゅうちぇる」に向けての呼び名である
・息子であるリンクくんが生後11ヶ月のときに、母であるぺこが「パパ」を言いやすいように「ダダ」で代用して教えはじめたのがきっかけ
・息子が言葉を話せるようになっても『ダダ』呼びがつづき、『ダダ』がりゅうちぇるの愛称となっていた
『ダダ』は、ぺこさんの‶息子への優しさ″から生み出された「りゅうちぇるさんの愛称」だったんですね。
ぺこさんは息子さんのことはもちろん、夫のりゅうちぇるさんのことも深く愛していたことがよく分かる結果となりました。
ぺこさんやリンク君の心の中に、これからもずっと『ダダ』が寄り添ってくれることを切に願います。
改めて、りゅうちぇる(ryuchell)さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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