米津玄師ゴールド認定受賞の理由3選!海外からのコメントが衝撃すぎた

米津玄師さんの楽曲「KICK BACK」が、アメリカレコード協会(RIAA)より”ゴールド認定“を受けたことが発表されました。

この受賞は日本楽曲において初の快挙であり、多くの賞賛の声が寄せられています。

米津玄師さんがここまで大きな賞を獲得できた決め手は一体何だったのでしょうか?

今回は「きになる」米津玄師さんのゴールド認定受賞に繋がった要因についてリサーチしていきます!

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目次

米津玄師がゴールド認定を受賞

米津玄師がぬいぐるみを持っている

米津玄師さんの楽曲「KICK BACK」が、2023年8月付でアメリカレコード協会(RIAA)よりゴールド認定を受けたことが報じられました。

日本人が楽曲がRIAAゴールド認定を受けるのは1984年のオノ・ヨーコさん以来、日本語の楽曲としては初となり、日本の音楽業界に映えある歴史を新たに刻んだことになります。

RIAAとはアメリカにおける楽曲の売上に応じて、”ゴールド”や”プラチナ”といった認定を付与する組織のこと。

米津さんの楽曲「KICK BACK」は、アメリカ国内にて50万ユニット以上の売上を記録したことでRIAAから「ゴールド認定」を受けることとなりました。

米津さんの「ゴールド認定」の知らせにネットでは多くの賞賛と喜びの声が挙がっています。

現在もなお人気の楽曲ですよね!日本人の世界的な快挙のニュースは見ているこちらもとても嬉しくなります。

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米津玄師のゴールド認定受賞理由

米津玄師が受賞式に出ている

それでは米津玄師さんが今回日本楽曲初となる「ゴールド認定」繋がった要因はいったい何なのでしょうか?

もちろん「KICK BACK」の売上が50万ユニットを超えたことが認定理由でありますが、「なぜKICK BACKがアメリカにおいて50万ユニットもの売上を達成できたのか」といった観点で解説していきます。

チェンソーマン版OPの評価

米津玄師の楽曲のイラスト

まずはアニメ「チェンソーマン」効果による評価です。

「チェンソーマン」は海外でも非常に人気が高く、そのオープニングである「KICK BACK」も、2022年10月のリリース初週からSpotifyのワールドデイリーランキングで50位位内に入ったことから世界的にも注目されていたことが確認できます。

そして海外でのチェンソーマン人気を具現化するかのように、You Tube上の「チェンソーマン ノンクレジットオープニングPV」には海外の方から多くの絶賛の声が寄せられています。

このオープニングには何度も何度も再生したくなる何かがあるな(Something about this OP just makes you wanna play it over and over again )

オープニングがとにかく凄くカッコイイ 聞くのをやめられない(This opening is so damn good  I just can’t stop listening)

全宇宙で最高のオープニングだよこれは(l mejor opening de todo el UNIVERSO :0)

私はこの曲が持つ「不条理や道徳への疑問、そして人生を最大限に生き、基本的な欲求やニーズを受け入れよう」というテーマが大好き。そしてそれは間違いなく『チェンソーマン』の大切な部分と結びついていると思う。(I love this song themes of absurdity, questioning of morality, and saying let’s live our lives to the fullest and embrace our basic desires and needs. It definitely ties to the key elements of chainsaw man)

このオープニングPVはチェンソーマンの登場人物が美麗に描かれているのはもちろんのこと、様々な洋画のパロディシーンが詰め込まれていることでも有名。

加えて原作においてもグロテスクシーンやチェンソーを使った主人公の派手なアクションなど、アメリカンテイストな展開や表現を多く取り入れていることも、チェンソーマンが海外で人気を掴み取った理由といえそうです。

そんな人気アニメのオープニングとなれば必然的に注目されますし、より多くのアメリカ人の耳にも入ることになりますから、チェンソーマン人気が「KICK BACK」50万ユニット売上達成の要因の1つになっていることは間違いないでしょう。

原曲PVにも賞賛の声

米津玄師が叫んでいる

これまで「チェンソーマンのオープニング曲」としての評価をご紹介しましたが、純粋に「KICK BACK」の曲の良さを評価している方も多くいました。

下記は米津玄師さんのオフィシャルチャンネル「KICK BACK」公式MVにおけるコメント欄になります。

これは私のお気に入りの曲で、毎日聞いています(This is my favorite song, I listen to it everyday@cebolinhaAK-47)

この曲は文字通りぶっ飛んでる!アドレナリンが狂ったように出てくるんだ (This song is literally INSANE! It gets my adrenaline running like crazy @holyschnitzles)

正直チェンソーマンを通じて米津玄師を知ったけど…本当に知れて良かったよ この音楽はトップクラス(I won’t deny that I discovered Kenshi Yonezu through Chainsaw Man, but damn I’m glad I did. This music is top tier@Goldskull_Mystic)

かなり「毎日聞いている」「アドレナリンが出る」といったコメントから、海外の方でも多くの人が「KICK BACK」に中毒性を感じているようです。

実際米津玄師さんは、監督からのリクエストで意図的に中毒になるような曲調にしたことを明かしています。

監督から貰ったオーダーで覚えているのが「ジェットコースターみたいな曲を作ってほしい」ということだったんですね。転調を繰り返して、パートごとにガラッと変わって、別の曲になっているかと思うような高低差のある曲で。振り回されながら聴いて、気がついたら一曲終わっているような曲を作ってほしいというオーダーがありました。

引用元:ビルボードジャパン Interview 柴那典

確かに多数の転調に加えて音が突然無くなるブレイク、唐突なオーケストラ演奏や曲最後の笑い声など…まさに混沌とした要素が詰め込まれている作品になっています。

この他の楽曲には見られないカオス要素も、アメリカにおいても人気を博した大きな要因といえそうです。

アーティストとしての評価

米津玄師がこちらを見ている

また、海外における米津玄師さん自身のアーティスト力の強さも売上に大きくつながっています。

「KICK BACK」内のMVコメント欄にて、以下のような声が見られました。

米津玄師を初めて知る人は、他の曲も超良い曲なのでチェックしてほしいです「海の幽霊」・「Lemon」・「Loser」・「ピースサイン」・「Flamingo」・「感電」とか色々!(for people that are new to Kenshi Yonezu, you should definitely check his other songs as they are also bangers. Spirits of the Sea, Lemon, Loser, Peace sign, Flamingo and Kanden   to name a few.@OneandonlyCarp)

『ジオラマ』(米津玄師1stアルバム)も忘れないで!特に「ゴーゴー幽霊船」と「vivi」も聞いてみて(dont forget his entire diorama album, especially Go Go Ghost Ship and Vivi @MobiuSei)

このように、海外の方が米津さんの様々な楽曲を他の海外の方に向けて勧めているコメントが複数見られました。

この時点で海外においても米津玄師さんの根強いファンがいることがよく分かります。

今回の「KICK BACK」人気により米津玄師さんの代表曲「Lemon」の再生数も昨年から軒並み増えており、現在では何と8億界再生を突破。

その中でも「天才」「芸術家」といった賞賛の言葉が多数寄せられていました。

海外においても実力が認められ一アーティストとしての箔がついたことも大きな要因と言えそうですね!

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米津玄師「KICK BACK」のMVは本人も想定外?

米津玄師が歩いている

また「KICK BACK」のミュージックビデオにも今回の受賞結果に繋がる秘密が多く散りばめられているように思います。

スタイリッシュかつドラムンベースの激しい楽曲とは裏腹に、米津玄師さんがジムでムキムキになる、トラックに引かれる、無数の分身に追いかけられる等々…まさにカオス成分満載のミュージックビデオになっています。

「KICK BACK」のMVを手掛けたのは、米津さんのアーティスト写真や「感電」のミュージックビデオを担当した映像監督の奥山由之監督。

奥山監督は『MVはギャグに振り切って全力でとにかく遊ぼうと突っ走ったらこうなりました』と答えています。

更に米津玄師さん自身も、奥山監督とのエピソードをついて語っていました。

奥山由之さんが監督してくれたんですけど、まずこちらから「こういうことをやりたい」というイメージを伝えたら、とんでもない案が返ってきたんです。俺が筋トレしていたら大希が出てきて、俺を悠々と越えていって、それで俺がさらに筋トレする……みたいな。その話を聞いて「は?」となって(笑)。でも企画書も面白くて「よし、それで行こう!」とこうなりました。

引用元:ナタリーミュージック
米津玄師が水を飲んでいる

米津さん自身も驚いてしまうほどのとんでもないアイデアだったんですね…!それを完璧にやりこなしてしまう米津さんの器用さも流石すぎます!

このようにして出来上がった映像のインパクトは凄まじく、多くの人の脳裏に焼き付くエンタメ作品が完成。

ダークでスタイリッシュな曲調とギャグテイスト満載の映像とのギャップが化学反応を起こすことで更なる中毒性を生み出しているともいえ、この中毒性が海外での評価に大きく繋げていったといえるのではないでしょうか。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回米津玄師さんのゴールド認定受賞についてリサーチした結果をまとめると以下のようになります。

・米津玄師の楽曲「KICK BACK」が、アメリカレコード協会(RIAA)より”ゴールド認定”を受ける
・日本語の楽曲としては史上初の快挙
・理由としては「チェェンソーマン効果」「米津玄師の海外人気・知名度の上昇」「楽曲とPVの中毒性」

国内の規模を超え、遂に海外においても前代未聞の快挙を成し遂げた米津玄師さん。

この受賞をきっかけに、ここから更に世界的に認知度があがることは間違いないといえるでしょう。

相乗効果が重なり世界中で米津さんの名前が語られる日もすぐそこまで来ているかもしれませんね…!今後の活躍にも目が離せません!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

訪問いただきありがとうございます、彷徨 (さまよい) くららと申します。

早いものでブログライター歴8年目、都内在住の会社員です。
IT公告部で会社HPデザイン及びキャッチコピー制作をしています。

世間で話題になっているニュースや、まだ取り上げられていないニッチな情報や噂などを独自にキャッチしお届け。

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