人気ロックバンド「X JAPAN」のベース・HEATHさんが死去していたことが2023年11月7日に報じられました。
死因は癌(がん)とのことで、享年55歳という早すぎる悲報に、ファンはおろかYOSHIKIさんも緊急帰国して会見を行う等哀しみの波紋が広がっています。
今回は、亡くなられたHEATHさんの名前の由来についてリサーチしていきます。
HEATH (X JAPAN)の読み方
まずはHEATHさんの名前の読み方についてです。
X JAPANのファンの方以外はあまり見慣れない英単語かもしれませんね。
結論から申し上げると、こちらは英語読みで『ヒース』が正しい読み方になります。
HEATH (X JAPAN)の名前の由来
それではHEATHさんの名前の由来は一体何なのでしょうか？
そこにはいくつかの理由がありました。
好きな花(エリカ)の英名からつけた
過去のインタビューにおいて、HEATHさん自身が
『好きな花の名前からつけた』
と語っていたといいます。
調べてみると、日本名の『エリカ』という花が英名で『Heath』と呼ばれていることが分かりました。
赤くて小ぶりな花弁が可愛らしく、美しく花ですよね。
因みに、エリカ(heath)の花言葉は以下のようになっています。
孤独・寂寥(せきりょう）・博愛
「博愛」はまだ華やかなイメージがあるものの、「孤独」はとても寂しいイメージの言葉になっています。
「寂寥(せきりょう)」も聞き慣れない言葉かと思いますが、『物静か』『もの寂しい』といった暗い印象の言葉になっています。
ですが、これはある意味HEATHさんにとってぴったりの花言葉となっていました。
HEATHさんは過去の取材にて自身のことを『静かな人』と語っていました。
TJ: ご自身の性格について教えてください。静かな方ですか？それともよく話す方ですか？
引用元 : Tokyo Journal
HEATH: 普段は静かな人ですね。お酒を飲むとよくしゃべるんですけど。
また、HEATHさんは亡くなられた元X JAPANのベーシストTAIJIさんの後を継いでXJAPANに加入しており、加入当初は「孤独」を感じる立場であったという点もエリカの花言葉と見事に重なります。
普段は物静かで、お酒を飲むときやベース演奏をするときはエリカのように紅く華やかに咲き誇る…
まさにHEATHさんの生き方を表した、ぴったりの名前だったといえるのではないでしょうか。
本名の一部を引用してつけた
続いて、HEATHは本名をもじってつけたというお話も出ています。
HEATHさんの本名は、森江 博(もりえ ひろし)であることが分かっています。
またXJAPANの元メンバーの故・HIDEさんがHEATHさんのことを「ヒーちゃん」と呼んでいたという事実もあり、あだ名をもじって『ヒース』とつけたという可能性もあります。
恐らくですが、好きな花がエリカというのは本当で、その英名がたまたま自身の名前の一部と重なり、運命を感じたというエピソードもあるのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回HEATHさんの名前の由来についてリサーチした結果は以下のようになります。
・HEATHの名前の読み方はヒース
・名前の由来は生前好きだった花エリカの英名、heathが由来
・エリカの花言葉である孤独・寂しさもHEATHの性格や生き様と重なっている
・本名が「森江博（もりえ ひろし）」で故・HIDEが「ひーちゃん」と呼んでいたことから本名をもじってつけた可能性も
単なるお洒落な名前という訳ではなく、まさにHEATHさんの生き様が詰め込まれた名前であったことが分かりました。
改めて、HEATHさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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