『ピアノ売って、ちょうだ~い!』のフレーズで有名なタケモトピアノのCMに出演している財津一郎さんが、2023年10月14日に亡くなりました。
タケモトピアノを象徴する財津さんが亡くなられたことにより、このCMは今後一体どうなっていくのかが話題になっています。
今回は財津一郎さんの訃報と、タケモトピアノのCMのこれからについてリサーチしていきます。
財津一郎が死去
俳優の財津一郎さんが2023年10月14日に慢性心不全で亡くなっていたことが『週刊女性PRIME』より報じられました。享年89歳でした。
財津さんは1995年に脳内出血を発症して以降入院生活を送る日々でした。
その後奇跡的に体調が一時回復したものの、2012年に『3年B組金八先生ファイナル』(TBS)の出演を最後に活動を休止。
財津さんが表舞台から去った後でも『タケモトピアノ』は契約を継続し、長い間CMは放送され続けました。
2019年に『週刊ポスト』が行ったインタビューにおいて、
いま僕は仕事していないので、僕の最低限の生活を守ってくれているのはあのCMなんです。いまはピアノのおかげで生き延びています。
と発言し、『タケモトピアノ』に感謝の気持ちを明かしていたといいます。
タケモトピアノのCMはどうなる?
この度財津さんが亡くなられたことで、タケモトピアノのCMはどうなってしまうのでしょうか?
ネット上でも多くの人が今後のCMの展望を心配する声があがっていました。
『タケモトピアノ』の担当者は、2023年9月末で財津さんの契約が満了しCM放映も8月末で終了したと取材陣へ明かしています。
契約が終了した直後に亡くなる辺り、財津さんの責任感の強さをしみじみと感じてしまいます…。
更に担当者はその背景として、以下のように回答しています。
・放送開始から長年経過したことで、CMがコアターゲットに訴求しきれていないという意見があった
参考元 : dmenuニュース 2023.10.19
・ゆくゆく新CMにする話を既に持ちかけており、生前の財津さん本人も快諾していた
・既に制作段階に入っており、今風のCMになるよう試みている
今どき風にアレンジされるようですね!いったいどのようになるのでしょう…!
新しいタケモトピアノのCM候補
今風のCMになるように制作を進めていると明かされた、タケモトピアノの新CM。
それでは新しいタケモトピアノのCMはどのような形になるのか独自に考察していきます。
若手俳優を使って元CMを再現
まず考えられるのは、若手俳優などを起用して財津さんが演じた元CMを再現する案です。
長年愛され続けたインパクトの強い絵面や歌を、俳優を一新させたうえで完全再現を試みれば大きな話題性を掴めるのではないでしょうか。
財津一郎さん役をいまどきの人気俳優に演じさせたり、謎のバックダンサーを有名TikTokerに踊らせるなどしたら面白いかもしれません。
ネット全盛期の今だからこそ「強気にバズらせに行く」という戦略を立てていく可能性はありますね!
CMソングを今風にアレンジ
続いて、タケモトピアノの歌を今風にアレンジしたものを流す案です。
例えば『みんなまーるくタケモトピアノー♪』のメロディを優雅な弾き語り風にしたり、敢えて激しめの連弾やバンドアレンジにしてみたりなど…
これまでの特徴的なあのメロディは引き継がれるので、元の印象を保ったまま新鮮な内容に仕上げられるように感じます。
今どきのあか抜けたバージョンのタケモトピアノの歌…素直に聞いてみたい気もします。笑
全て一新して作り替える
最後にあえて元ネタにこだわず、全く新しい作品に作り替えていく案です。
元の特徴的なメロディやダンスなどを一切淘汰せずにイチからガラリとイメージを変えて作り直す、というのも大いにあり得るのではないでしょうか。
これまでと打って変わってお洒落に落ち着いた雰囲気の内容にしたり、はたまた新たなCMソングに置き換えるというパターンもあるかもしれません。
タケモトピアノの担当者さんが仰っていた『(財津さんバージョンのCMが)コアターゲットに訴求しきれていない』という意見に応えるにはこれが最も適切な案ともいえそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
財津一郎さんの訃報により新しく生まれ変わることが確定したタケモトピアノのCM…どのように生まれ変わるのか、今からとても楽しみですね。
改めて、財津一郎さんのご冥福をお祈りいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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