2023年11月18日、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが自身のSNSにて離婚を発表しました。
それに対して21日、フリージャーナリストの江川紹子さんが問題発言をしたとしてネット上で大きなバッシングを受けているようです。
果たして炎上をしている江川紹子さんとは何者なのでしょうか、そして世間の反応は?
今回は「きになる」江川紹子さんの発言とその反応についてリサーチしていきます。
江川紹子が羽生結弦への取材を正当化?
2023年11月21日、ジャーナリストの江川紹子さんが羽生結弦さんの離婚に対する考えを公表し大炎上しています。
江川紹子さんは同月23日にメディアプラットフォーム「note」を更新し、
羽生結弦さん離婚発表を巡るモヤモヤ3つ
という見出しの元、離婚を発表したプロフィギュアスケーターの羽生結弦さんに対して、以下のような考えを記しました。
・取材や報道には『許可』が必要なのだろうか?
・事柄によっては、当事者が望まない私事を、読者・視聴者の『知りたい』に応えることを優先して、報じる場合はある
・当人の『許可』がなければ取材も報道もしてはならない、となれば、メディアは本人が望む情報だけを拡散する宣伝媒体としか機能しなくなる
・メディアがその社会的関心に応えようと取材するには、夫の許可が必要という考えには、私は与できない
・(離婚問題を)自分だけで解決しようとするのではなく、トラブルに対処するプロの助けを得た方がよかったのではないか。
このように江川紹子さんは、取材や報道に対するメディア側の背景を述べたうえで、見方によっては無許可の取材を正当化しているともいえる内容を綴っていました。
江川紹子に対しての世間の反応
この記事内容に対して、世間はどんな反応を見せているのでしょうか?
結論から申し上げると、擁護意見はほとんどなく数多くの非難を浴びる結果となっています。
X(旧Twitter)にて挙がっている江川紹子さんへの意見を抜粋してご紹介していきます。
羽生さんは犯罪者でもないし、お相手は一般人。許可いるに決まってんだ倫理観の研修うければ?
国民のゴシップを知る権利は羽生結弦のプライバシー権に優先される論を吐くならば、羽生結弦の結婚生活を暴くことがどう公共の福祉に繋がるのか説明してみせろ。
この江川さんの記事にもモヤモヤする。公にしたくないという家族の情報を、何の権利があって当然のように取材が認められるのか。家族は公人でもないし、犯罪の嫌疑があるわけでもなかろうに。
この人の主張は迷惑系や私人逮捕系YouTuberと変わらん。悪い事と良い事をごっちゃにして、良い事が良いなら悪い事も良いと言ってる。悪事は暴くのは正義やろう。結婚や交際を無理矢理暴く正義がどこにある?正義を見失ったらマスメディアは終わりやで。
どんだけクズ思考なのよ。ジャニーズは問題あったから、真摯に答えもしただろうけど、彼の奥様は一般人だよ?ストーカー行為みたいなことされて、安心して暮らせると思うのか?貴女に四六時中カメラを向けられていたら、どうなのよ?そんな想像力もないのか?
江川紹子氏は、個人情報や基本的人権を遵守しないジャーナリストなんだね。
知りたい人がいるからって、あなたの一般人である家族の名前や住所を晒しても構わないということか。
江川紹子は何故炎上した?
江川紹子さんは自身の記事にて,羽生結弦さんに対する離婚の3つのモヤモヤを、以下の内容でまとめています。
今回炎上しているのは主に、この2つ目の見出しの内容といえます。
江川紹子さん自身の見解としては、羽生さんが過度な取材や報道、誹謗中傷を受けている現状を訴えたことに対して『マスコミ全体を悪と決めつけられている現状はいかがなものか』と反論したとも言えるでしょう。
しかしその考えに対して羽生結弦さんのファンはもちろんのこと多くの人が否とし、江川紹子さんがメディア側の権力を大きく振りかざし横暴化させているようにも見えること、そしてまるで「取材される側にプライバシーや人権はない・許可なく取材されても仕方ない」と正当化してしまっているように聞こえることが今回の大きな炎上の理由といえるのではないでしょうか。
江川紹子のプロフィール
最後に、この記事を記した江川紹子さんのプロフィールをまとめていきます。
略歴
1987年に神奈川新聞を退社してからフリーのジャーナリストとして活動している江川紹子さん。
1995年にはオウム真理教について精力的に真実を追ったことが評価され『菊池寛賞』を受賞したり、以降も国際情勢や教育問題、東日本大震災の現状や不正事件の解明など多彩なジャンルに取り組んできていました。
今回もそのマルチな視点と積み上げた経験を活かし、羽生結弦さんの離婚問題の一連の流れを通して自身の築き上げたジャーナリズムを示したともいえますが、 その想いは届かないどころか世間から深い刃を向けられる結果となってしまったようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回江川紹子さんはマスコミ側の事情を代表して世に示したともいえますが、その考えはそもそもの報道というジャンル自体が抱える、人権やプライバシーの侵害リスクを根本的に覆すまでの理由にはなっておらず、むしろ世間の神経を逆撫でする結果となってしまったといえるでしょう。
羽生結弦さんの離婚問題を通して、今後のマスコミの行動の在り方も見直されていく時代に入っていくのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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